新たな面を見せたノボバカラ/かきつばた記念・名古屋

2016年05月04日(水) 18:00

(撮影:武田明彦)


地方の1400mの路線で活躍が期待できそう

 中央勢は59kgを背負ったスノードラゴンを別とすると、JpnIIIのタイトルがある既存勢力2頭に、4歳の新興勢力2頭というメンバーで、スタート直後から意外な展開となった。

 タガノトネールがハナを取ったのは予想通りだが、末脚勝負のレーザーバレットが、なんと外から競りかけてきた。今回はブリンカーを着用し、「前走(東京スプリント)は確かに終いを生かすレースを試みたが、道中の手ごたえが案外だった」というコメントが出ていたように、積極的に行く作戦だったのだろう。それにしてもこれほど行けるテンの脚があったとは驚きだった。

 一方で3番枠に入った地方初参戦のノボバカラは、出遅れというほどではないものの・・・

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斎藤修

1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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