【短期免許】T.ベリー騎手(2)『オークス参戦!ロッテンマイヤーの可能性』

2016年05月20日(金) 18:00

今月はTベリー騎手にインタビュー

オーストラリアのトミー・ベリー騎手の第2回です。日本のジョッキーの印象や、ベリー騎手のルーツ。そして、今週のオークスで騎乗予定のロッテンマイヤーの可能性についてお聞きしました。

(取材・文/大薮喬介)


両親共にジョッキー、父は今でも調教師

――一緒にレースに乗ってみて、日本のジョッキーの印象はいかがですか?

ベリー みんな、プロフェッショナルであり、レースでも乗り方がフェアです。海外だとラフな騎乗もあったりして、すごく激しくて、危ないこともあります。ですが、日本のジョッキーは、レース中でもお互いをリスペクトし合って競馬をしている。安全の中で真剣勝負ができることは、素晴らしいことです。それに全員がフレンドリーで、気さくに声をかけてくれます。おかげですぐに日本になじむことができました。

――日本の若手で印象に残っているジョッキーはいますか?

ベリー 若手全体でいえば、潜在能力が高いジョッキーが多いと感じました。このまま順調に経験を積んでいけば、日本のレベルはさらに上がっていくでしょうね。

――小さい頃は、どのような少年だったのですか?

ベリー 私には双子の兄弟がいたのですが、小さな頃は「ブレイカーブラザーズ」と呼ばれていました。ブレイカーと言っても・・・

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