【加藤祥太騎手(1)】ライバル鮫島駿騎手と熾烈な新人賞争い

2016年06月08日(水) 18:00

今月は加藤祥太騎手にインタビュー

昨年は鮫島克駿ジョッキーと新人賞を争い、今年も1月に6勝と絶好のスタートを切った加藤騎手。若手注目株の素顔に迫ります!

(取材・文/大薮喬介)


阪神&京都のダート1800mが狙い目!

――昨年は同期の鮫島駿騎手と熾烈な新人賞争いを繰り広げていました。最初は加藤騎手がリードしていましたが、夏競馬が終わった段階で、加藤騎手が18勝、鮫島駿騎手が17勝と1勝差に縮まっていましたね。この時点で鮫島駿騎手のことを意識されていましたか?

加藤 函館や札幌のパドックや検量室で小倉の映像を観ていたのですが、やはり彼のレースは気になりました。よく勝つなぁと思って(苦笑)。やっぱり、多少のあせりはありましたね。

――結果的に鮫島駿騎手が39勝、加藤騎手が30勝で新人賞を逃しました。後半に差をつけられましたが、その後半の成績を振り返っていかがですか?

加藤 成績自体は悪くはなかったと思います。ローカルでたくさん騎乗させていただいて、11月には5勝させていただきましたから。

――今年に入って1月に6勝と好調でしたが、2月に落馬をして休養を余儀なくされました。ケガはもう大丈夫ですか?

加藤 肋骨を3本折って、肺にも少し傷があったり、顔も少しだけ傷ができましたが、もう大丈夫です。まだ縫った跡は残っているんですけど(笑)。

――2月20日の小倉7Rでの落馬でしたが、急にガクンと馬がこけましたよね。

加藤 はい、前に行ったほうが成績のよかった馬でしたから、好スタートが切れたので、そのまま行ったんです。そうしたら・・・

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