【加藤祥太騎手(2)】今夏も北海道参戦!先輩方に囲まれて腕を磨きたい

2016年06月15日(水) 18:00

今月は加藤祥太騎手にインタビュー

昨年に続いて今夏も北海道にフル参戦予定の加藤騎手。函館と札幌のコースについてお聞きしました。

(取材・文/大薮喬介)


好きなコースは函館ダ1000m!

――ダートといえば、昨年の11月15日福島2R・3歳上500万下(ダ2400m)のカフジスターはお見事でした。後方にいたのに向正面の中間から動いて、3コーナーで先頭。そのまま押し切りましたよね。あれはレース前から狙っていたんですか?

加藤 選択肢のひとつではありました。レース前からスローになりそうな展開でしたし、実際1周目の1コーナーに入るところでペースが落ちそうだったので、進路を内から外に切り替えて動いていきました。元々カフジスターはダートの長いところでいい競馬をしていたので、能力は間違いなくあると思っていましたが、事前にズブい馬で速い脚も使えないと聞いていたので、できれば勝負所では後ろにいたくないとは思っていたんです。展開が上手くハマってくれました。

――ペースを事前に読んでいたりしていることが、今の成績につながっているのかもしれないですね。

加藤 まだまだですが、どのようなペースになるかは事前に考えるようにしています。やはり、去年1年間でたくさん騎乗させていただいたのが大きかったですね。最初の頃は正直、レース中に考えることはあまりなかったんです。騎乗すればするほど競馬は奥深いなと感じるようになって、少しずつですが、周囲の馬がどんな動きをするかがわかるようになってきました。周りの手応えを把握することで、どのタイミングでスペースが開くかもわかりますし、いつ動けばいいかの判断も早くなりますから。

――それはいつ頃からわかるようになったんですか?

加藤 去年も意識するようにはしていたのですが・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

ジョッキーズ

元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!

関連情報

新着コラム

コラムを探す