【加藤祥太騎手(3)】友達と趣味の話が合わない!小6にして競馬マニア

2016年06月22日(水) 18:00

今週は、加藤騎手のルーツに迫ります

今週は、加藤騎手のルーツに迫ります。少年時代の話や競馬を知るようになったきっかけ、競馬学校時代のことなどをお聞きしました。

(取材・文/大薮喬介)


最初は野球選手になりたかった

――加藤騎手がジョッキーを志すようになったきっかけを教えてください。

加藤 小学6年生頃に、兄やその友達が競馬のゲームをしていたんですね。そこで競馬を知るようになって、ゲームをしているうちに競馬がすごく好きになりました。そこから、テレビでも観るようになって、パソコンで色々調べていましたね(笑)。両親はまったく競馬に興味がなかったんですが、自分から「競馬場に連れて行ってくれ」と頼んだんです。阪神競馬場だったんですが、レースを観て、その迫力に魅せられました(笑)。

――ちなみにその時の重賞レースは?

加藤 朝日チャレンジCでした。ドリームジャーニーが勝ったレースですね。

――なるほど。では、最初は純粋な競馬ファンだったんですね。

加藤 ええ、小学6年生にして、めちゃくちゃ詳しかったですよ。当然、周りの友達とは趣味の話は合いませんでした(苦笑)。

――でしょうね(笑)。いつ頃からジョッキーになりたいと思うようになったんですか?

加藤 それも小学6年の頃ですね。乗馬クラブに通ったりしていました。ずっと野球をやっていたんですが、騎手試験は体力測定があると聞いて、中学では陸上部に所属しましたね。

――野球をしていたんですか。

加藤 野球といっても・・・

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