新馬戦の衝撃再び ダンビュライト早くもダービー試走/吉田竜作マル秘週報

2016年10月05日(水) 18:00


◆東京の重賞を使う陣営は、日本ダービーを意識するもの

 分かっちゃいるが、どうも記者はデータやジンクスのようなものにとらわれ、思いっ切り裏目に出るケースが、やたらと多い。過去の日本ダービー馬に「1月生まれ」が一頭もいなかったがために、マカヒキを本命にできなかったのが、その典型例だが…。記念すべき最初の海外馬券発売レースになった凱旋門賞でも、またやらかしてしまった。

 これまで、凱旋門賞では未勝利だったガリレオ産駒。もちろん、今年の舞台がロンシャンではなく、シャンティイだったことくらいは知っている。しかし、「実際に勝ち馬が出るまでは…」とジンクスを重要視して買ったのは“ガリレオ産駒無視馬券"。結果はご存じガリレオ産駒のワンツースリーだったのだから、これ以上の“外しっぷり”があろうか。

 ただ、これはこれで妙にすがすがしく、また予想の楽しみが一つ増えた感じ。マカヒキの結果に落胆した関係者も多かろうが、これからも海外に積極的に目を向けてほしい。

 さて今週から開催が替わって、東京、京都に舞台を移す。と同時に秋の2歳重賞戦線も活発化。POGコラムとしては・・・

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2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

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