【勝負の2年目】菊沢一樹騎手(1)『勝ちたい気持ちが強すぎて…反省が多いデビュー年』

2017年02月08日(水) 18:01

今回は“ジョッキー界の超サラブレッド”菊沢一樹ジョッキーの登場です

今回は2年目の菊沢一樹ジョッキーの登場です。父は元ジョッキーの菊沢隆徳調教師、伯父は名手横山典弘騎手という、ジョッキー界の超サラブレッド。昨年を振り返りつつ、今の課題やセールスポイント、そして父や伯父とのエピソードなどを語っていただきます!

(取材・文/大薮喬介)


昨年は未熟さを痛感させられた1年でした

――師匠である菊沢調教師は父であり、伯父が横山典弘騎手。競馬一家に育ったわけですが、騎手になりたいと思ったのはいつ頃ですか?

菊沢 ジョッキーになると言ったことがないですし、本当に自然とですね。意識しだしたのは小学3年生の頃です。サッカーや水泳も習っていましたが、すべては騎手になるためでしたね。騎手以外になることは考えたことがなかったです。

――小さい頃はどんな少年でしたか?

菊沢 母親の言うことをきちんと聞く、素直でいい子でした。でも、乗馬をするようになってから、性格が変わったような気がします。周りと競争しているわけですから、だんだんと負けず嫌いになって、気が強くなりました(苦笑)。

――念願叶って昨年デビューしたわけですが、2016年はどのような年でしたか?

菊沢 数字的には満足したものではありませんでした。今振り返ってみると、勝ちたい気持ちが強すぎて、失敗することが多かったですね。ただ、その失敗が勉強になりましたし、新たな知識を得ることもできて、今につながっていると思います。周りには迷惑をかけたかもしれないですが、自分にとってはすごく深くて濃い1年だったと思います。

――1年は長かったですか、それとも短く感じました?

菊沢 アッという間でしたね。

――デビュー前と実際に競馬に乗られてのイメージは違いましたか?

菊沢 正直に言うと・・・

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