最終追い切りでしっかり負荷をかけユニコーンSを狙ってきた馬とは…

2017年06月14日(水) 18:00


これまでの坂路追い切りよりも動いた印象のサヴィ

 すでにトレセンニュースで確認していただいた方も多いと思いますが、帝王賞連覇を目指していたコパノリッキーが出走を取り止めました。この件について、今朝の調教時間中に村山明調教師から「netkeibaさんでニュースとして流しておいてください」と携帯電話に連絡をいただきました。→http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=122870

 本来なら心痛なところだと思いますが、それをわざわざ連絡していただいたことに関して本当に感謝しております。また、オーナーであるDr.コパ様、村山明調教師に対して、この場を借りて御礼申し上げたいと思います。

 個人的な意見ですが、先週の段階で、素軽い動きを見せていただけに、やっぱり残念の一言に尽きます。でもコパノリッキーに限らず、競走馬っていうのは無事にゲートインし、ゴールすることがいかに大切かということ。「まずは無事に」という言葉は、本来ギャンブルとして施行される競馬には矛盾する言葉に思えますが、馬に携わる人にとっては、本心であることは間違いないですよね。

 だからこそ、来週の宝塚記念もまずは出走予定馬がみな無事にゲートインすること。その上で、レースが盛り上がることを楽しみにしたいと思います。

【ユニコーンS/サンライズソア】

 前走がダート2戦目でしたが・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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