オルフェーヴル産駒はゆとり調整で育つ晩成型(辻三蔵)

2017年08月29日(火) 18:00


◆デビュー勝ちした馬に成功の秘訣が隠されている

 今年のファーストシーズンサイアー(中央競馬)はロードカナロアの1強ムード。中央競馬では新種牡馬最多の6頭が勝ち上がり、出世頭のステルヴィオはコスモス賞(2歳オープン)を制した。収得賞金9278万円は次位のヘニーヒューズ(収得賞金5640万円)に大差をつけている(データは2017年8月21日現在)。

 一方、ロードカナロアの対抗格として期待されたオルフェーヴルは焦らず急がずゆっくりスタート。7月が終わった時点で勝ち上がったのはクリノクーニングだけだったが、8月に入り、本領を発揮。サンデーレーシング所属のロックディスタウン、ラッキーライラック、レゲンダアウレアが新馬戦で立て続けに勝利。全て・・・

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