今年もちゃぶ台返しを期待していいか? 革命のエチュードは鳴り響くか?

2017年10月12日(木) 12:00


先週の3日間開催はいかがでしたか。

自分は2日目までギリギリ持ちこたえたものの(毎日王冠でなんとか持ちこたえた)、3日目で危うく立ち上がれないほどのブローを浴びて、気絶しかけた。っていうか、中央競馬は全敗。

ボウズは嫌だ!!

これは7日に発売になった競馬王11月号のキャッチだけど(netkeibaニュース http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=127161)、心底そのことを実感した。頭ではわかっております。儲かる週もあれば、儲からない週もある。回収率は長い目で見るのが大事で、いちいち気絶してたら担架も足りないことは。でも、一日競馬をやって、一つも当たらない(ボウズ)というのはそれはそれで嫌なんであります。

弱気な傷病兵をいかに封印するか。

「弱気な傷病兵」とは、netkeiba.comのウマい馬券でも活躍するゲート・インの吉冨さんの名言で、負けが込んで来ると、買う予定だった◎馬に自信がなくなり、別の馬から買ってしまったり、買う予定ではなかったレースに手を出したりしてしまう行為を裏で操作する、もう一人の自分のこと。馬券は当然ハズれる。

変えちゃダメだ。
買っちゃダメだ。

とわかっていても、どうにも止められないやっかいなアイツ、弱気なくせにイケイケでもある、弱気だからこそイケイケでもあるアヤツのことだ。

今号の競馬王でも吉冨さんはそのことを語ってくれているけど、自分が思うに、競馬で勝ってる人は、その「弱気な傷病兵」を否定せずに認知している人が多い。認知した上で、いかに傷病兵に惑わされずに馬券を買うかを実戦している。

自分もいい加減、学ばねば!

午前中の競馬をすべて外したあたりから(普段は午前中のレースはあまり買わないのに月曜日はなぜか1レースからずっと買ってしまった。これが3日目の魔法か?)、傷病兵の存在を自覚できていたので、その傷病兵が暴走モードに入る前に、その日、もっとも穴として魅力的と思っていた南部杯のノボバカラからの馬券をさっさと買ってしまった。それが功を奏して、なんとか気絶は免れた。自分なりの傷病兵回避作戦の成功だ。けど、京都大賞典を外したときには、ヤツは暴走モードに突入し、東西の最終へなんの準備もせずに突撃させられてしまった。

最終レースは準備して買うことを最近ずっと実戦していたけど、その日の自分の最終は南部杯だったので、中央競馬の最終をナイガシロにしていたのだった。そこを見逃さないアイツ! まったくもって厄介なんであります(自分のことだけど)。

にしても恐るべしは3日間開催だ。前々からわかってはいたけど、やはりイケイケなマジックに満ちている。今年は11月にもう1回ある。3・4・5日(日曜メイン・アルゼンチン共和国杯の週)。3タテを喰らわぬように勉強せねば。特集では的中率と回収率のギリギリのバランスを考えたボウズ回避法がある。

ボウズが嫌なら3日間全てには参加しなければいい。

という、しごくまっとうなアドバイスが効かない自分には最適な特集だ。

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今年も秋華賞のちゃぶ台はひっくり返るか?
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基本的に1、2人気が強く・・・

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かしわでちょうほう

競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。

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