年内引退の平野優騎手 8年間の思いが詰まったラストライドに注目!

2017年12月18日(月) 12:01

おじゃ馬します!

▲8年間の騎手生活に終止符を打つ平野優騎手、引退目前の思いに迫る

「思い切って乗りたいです!」

 2018年一発目の『おじゃ馬します!』には、年内での引退を発表した平野優騎手が登場!

 2010年、競馬学校第26期生として卒業し、デビュー週には同期一番乗りで初勝利を挙げたほか、ルチャドルアスールとのコンビで短距離戦線を盛り上げた平野騎手。

 2012年4月には、落馬により内臓を損傷する大ケガを負い、以降5年間は苦悩の日々が続いたといいます。

「ケガをした翌年に4つ勝たせていただいたことが自信になり、がむしゃらに頑張っていこうと思っていたんですが…。この度、ジョッキーを引退し、伊藤大士厩舎で持ち乗り厩務員として再スタートを切ることに決めました。

レースを体験していることは強味になると思いますので、ジョッキーとしての経験を生かし、伊藤大士厩舎はもちろん、競馬サークル全体を盛り上げていければと思っています」

 年明けからスタートする『おじゃ馬します!』では、騎手になったきっかけから競馬学校入学時(平野騎手は2年留年)の同期・三浦皇成騎手について、師匠・二ノ宮敬宇師への感謝の思いや今後の目標など、今現在の思いの丈を語ってくれた平野騎手。

「この5年間、ジョッキーとしてもっとやれることがあったんじゃないか…」という忸怩たる思いも抱きつつ、馬と競馬に精一杯向き合った一ジョッキーの軌跡は必読です。

 詳細はまだ未定ではありますが、今週末(または28日)に控えている引退レースについては、

「引退を決断するまでには時間が掛かりましたが、今はもう吹っ切れています。怖いものは何もないので、思い切って乗りたいです!」

 と、意気込みも十分。8年間の思いが詰まった平野優騎手のラストライドに注目です!

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東奈緒美・赤見千尋

東奈緒美 1983年1月2日生まれ、三重県出身。タレントとして関西圏を中心にテレビやCMで活躍中。グリーンチャンネル「トレセンリポート」のレギュラーリポーターを務めたことで、競馬に興味を抱き、また多くの競馬関係者との交流を深めている。

赤見千尋 1978年2月2日生まれ、群馬県出身。98年10月に公営高崎競馬の騎手としてデビュー。以来、高崎競馬廃止の05年1月まで騎乗を続けた。通算成績は2033戦91勝。引退後は、グリーンチャンネル「トレセンTIME」の美浦リポーターを担当したほか、KBS京都「競馬展望プラス」MC、秋田書店「プレイコミック」で連載した「優駿の門・ASUMI」の原作を手掛けるなど幅広く活躍。

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