結果を出すために環境を変える決断しました

2018年03月08日(木) 18:00

挑戦者

▲激戦区・コーフィールド競馬場などを主戦場にしてきた瑠星騎手が決断!

2週間、必死に頑張ってみます

 こんにちは。坂井瑠星です。

 1月末の一時帰国を終え、メルボルンに戻ってきましたが──僕は今、まったく競馬に乗れない厳しい状況にいます。調教には毎日乗っていますし、体のコンディションもバッチリですが、コミュニケーションも思うように取れず、競馬にも乗れない…。

 オーストラリアでは結果を出していないので当然ですが、このままではチャンスをもらえないまま帰国ということにもなりかねないので、少し環境を変えるためにアデレードというところに行くことを決断しました。とりあえず、どのようなところかを見るために2週間ほど滞在し、チャンスがあれば競馬も乗ってアピールしてきたいと思います。

 僕は今までメルボルンカップが行われるフレミントン競馬場や、コーフィールドカップが行われるコーフィールド競馬場があるヴィクトリア州で騎乗していました。大きいレースが行われることが多いので、当然ジョッキーのレベルも高いです。先週ブレイブスマッシュに騎乗してGI(フューチュリティS)を勝ったクレイグ・ウィリアムズ騎手などもその一人です。

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▲▼パドックでのブレイブスマッシュ(上)とトーセンスターダム(下)

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▲レース後にクレイグ・ウィリアムズ騎手と記念撮影

 そんな厳しい環境で結果を出してこそだと思って今まで頑張ってきましたが・・・

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坂井瑠星

1997年5月31日、東京都生まれ。父・坂井英光は大井競馬所属の調教師、叔父も元騎手の坂井薫人という競馬一家。同期には荻野極、木幡巧也、藤田菜七子ら。2016年に栗東・矢作芳人厩舎でデビュー。2019年、ノーワンでフィリーズレビューを勝利し重賞初制覇。2020年には、ダノンファラオでジャパンダートダービーに勝利し交流GI初制覇を飾った。日本だけの騎乗でなくオーストラリア、ドバイなど多くの海外遠征にも挑戦している。

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