2018年05月01日(火) 18:00
◆価格も目立たず、POGでも穴っぽい存在に
今回は先日行われたJRAブリーズアップセールで取引された馬について御紹介したい。
セール結果はどうしても高馬中心に伝えられるので、報道されているのも最高価格である母ソングオブサイレンス(牡/父ジャスタウェイ・中尾)が多くなる。あとは価格2位で牝馬最高価格の母ジョンコ(牝/父ノヴェリスト・菊沢)だろう。
ただ、あくまで個人的な見解ではあるが、「JRAブリーズアップセールで狙いたいのは、短距離orダートっぽい馬」ではないかと思う。芝の距離がもつタイプは狙いづらいセールではないだろうか。もちろん個別のケースでは走る馬も出るが、全体としては、という話だ。
そもそも、芝の距離がもつタイプは1歳セリの時点での価格が相対的に高く、JRAにとっては仕入れづらいグループということになる。さらに本世代は1歳セールの売却率と平均価格がかなり高く、購買官もかなり苦労した。仮に良い素材が買えていたとしたら、日本競馬の本流である芝の中長距離タイプではなく・・・
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