2018年09月19日(水) 18:00
【コース総論】阪神芝2400m外
・コースの要所!
★外枠である馬番13〜18番の信頼度が低め。少し評価を割り引いて考えたい。
★上がりの速さが高いレベルで要求される。末脚のキレが勝ち負けに不可欠。
正面スタンド前からの発走で、スタート直後に急坂を上ってからコーナーへと進入する、阪神芝2400m外。施行レース数自体が少ないので、今回はやむを得ず「10頭立て以上」を集計対象としている。かなり雑なデータで信頼性も低いが、コースのイメージをある程度つかむのには、十分に役立つはずだ。
まずは人気別だが、1番人気はトータル[25-15-8-31]で連対率50.6%、複勝率60.8%と、その信頼度は並以下である。また、2〜3番人気も勝率が低く、上位人気が強いコースとはいえないようだ。それとは対照的に好成績が目立つのが、4〜6番人気や7〜9番人気といった中穴ゾーン。信頼度だけでなく、回収率ベースの数値も非常に高く優秀である。極端な大穴を狙うのではなく、中穴からチョイ荒れを狙うのが向くコースだといえる。
枠番については「やや外枠不利」という結論に。外枠である馬番13〜18番は、連対率や複勝率が低いだけでなく、枠番値もマイナス0.6と低調である。コース形態からは外枠でもとくに問題なさそうに思えるが、これだけ差が大きいと、やはり外枠は割り引くのが適切。内枠と中枠の信頼度に大きな差はなく、こちらは評価も横並びだ。
最後に脚質面だが、・・・
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小林誠
競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。
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