凱旋門賞は欧州血統の中では「直線の伸び」に長けた血統が走りやすい

2018年10月05日(金) 19:00

◆「直線のスピード勝負」に強いタイプを重視する

 昨年の凱旋門賞はホームページで公開した最終予想で8人気ながら2着に走ったクロスオブスターズを本命に。勝ち馬は1人気のエネイブル。

 日本の競馬は、血統を大雑把に3タイプに分類しても、数万件の膨大なサンプル数でも馬券で有効な明確な傾向が出ます。フランスの競馬も、日本とは血統の分類方法は変わりますが、おおまかにタイプ分けすることはどうやら有効みたいです。

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 日本でも発売されたドーヴィルのジャックルマロワ賞も、5人気で2着のレコルトスを本命にして的中。この際もイギリス系の馬力勝負に強い血統よりも、欧州馬の中では直線スピードを重視するアプローチで上手くいきましたので。

 日本の競馬では「父ノーザンダンサー系」というおおまかなククリでも・・・

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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