【南関東競馬】有終リッキー、国内最多G1・11勝 大したもんだよ国内新記録

デイリースポーツ

2017年12月30日(土) 06:00

 鮮やかな逃げ切り勝ちで新記録を達成しラストランを飾ったコパノリッキー(撮影・園田高夫)

 「東京大賞典・G1」(29日、大井)

 3番人気のコパノリッキーが鮮やかに逃げ切り、国内最多となるG1級レース11勝目の新記録を樹立して引退レースを飾った。2着は2番人気のサウンドトゥルーが中団から追い込み、3着には1番人気のケイティブレイブが道中2番手追走から粘り込んだ。

 ついに国内最多のG1・11勝目を達成。コパノリッキーが問答無用の逃げ切りV。4度目の挑戦で悲願の東京大賞典制覇を決めて、鮮やかにラストランを締めくくった。

 26日に小林祥晃オーナー、村山師、田辺の3者会談が行われ「中途半端な競馬をするより逃げよう」と作戦が決まった。好スタートから押して先頭へ。内のケイティブレイブが抵抗したが、それも最初の1角まで。あとはマイペースの一人旅。「楽だった。僕の方がドキドキしてたけど、うまく走ってくれた」と田辺は笑顔で会心のレースを振り返った。

 人馬そろってのG1初制覇となった14年フェブラリーSから、積み重ねたG1タイトルが11個。鞍上は「こうやって今、僕が活躍できているのもリッキーのおかげ。今度はリッキーの子どもに乗って結果を残したい」と決意を新たにした。

 偶然にもその14年フェブラリーSと同じ【7】枠13番。「もうオレンジしかないでしょ」とオレンジ色のネクタイを締めて臨んだ小林祥晃オーナーは「きょうはスーツから下着まで、その時と全て同じもので来ました」という念の入れようだった。

 有馬記念でラストランを飾ったキタサンブラックと同じヤナガワ牧場の生産馬。梁川正普代表取締役は「2頭とも無事に回ってきてくれたことが一番。もうこんなことはないでしょう」と感無量の面持ち。個性派がまた1頭、強烈なインパクトを残して競馬場を去って行く。

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