豪華メンバー集結も、やはりあの馬が中心/京都記念

2018年02月06日(火) 06:00

4歳世代の中でも一頭群を抜いた存在のレイデオロに注目(撮影:下野雄規)

 古馬中距離路線のトップホースの始動戦となるレース。また、ドバイ国際競走へのステップレースとしての役割もあって、昨年からGIとなった大阪杯の前哨戦にも位置づけられる。昨年の上位5頭は次走GIに直行しており、真冬の古馬重賞の中では別格の重要性を持つ。

1.早めに動ける自在性が必要

 過去10年間の勝ち馬のうち、差しての勝利だったのは2頭のみ。残りの8頭中7頭は、4コーナー3番手以内で競馬をしている。昨年のマカヒキや一昨年のレーヴミストラル、2015年のハープスターのように、差し・追い込み型は苦戦を強いられている。

2.ディープインパクト産駒の人気馬は苦戦

 過去10年でディープインパクト産駒の成績は[1-4-2-10]。2013年には6番人気のトーセンラーが勝利して、昨年は5番人気のスマートレイアーが2着しているが、1番人気に支持されたマカヒキハープスタージェンティルドンナは連を外しており、人気馬が信頼しにくい状況だ。

3.日経新春杯組は苦戦

 前走で日経新春杯を走っていた馬は[0-0-1-16]と、ほとんど馬券に絡めない成績に終わっている。同じ冬の京都の中距離GIIではあるが、メンバーレベルが段違いということもあって、関連性はほとんど見られない。


 ダービー馬レイデオロの復帰戦。これまでの敗戦は、順調さを欠いていた皐月賞5着と、古馬初挑戦だったジャパンカップの2着だけ。レベルが高いと言われる4歳世代の中でも一頭群を抜いた存在である。主戦のルメール騎手が騎乗停止でバルジュー騎手に乗り替わるのは誤算だろうが、心身の成長が見られるいまならば、それも杞憂に終わる可能性が少なくない。

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