【ヴィクトリアマイルレース後コメント】ジュールポレール幸英明騎手ら

ラジオNIKKEI

2018年05月13日(日) 18:17

ジュールポレールがハナ差の接戦を制しGI初制覇(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

 東京11Rのヴィクトリアマイル(4歳以上GI・牝馬・芝1600m)は8番人気ジュールポレール(幸英明騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒3(稍重)。ハナ差の2着に1番人気リスグラシュー、さらにクビ差の3着に7番人気レッドアヴァンセが入った。

ジュールポレールは栗東・西園正都厩舎の5歳牝馬で、父ディープインパクト母サマーナイトシティ(母の父エリシオ)。通算成績は14戦6勝。

〜レース後のコメント〜
1着 ジュールポレール(幸英明騎手)
「重賞を勝てるチャンスがありながらなかなか勝たせることができず、今日はGIを勝てて本当に嬉しいです。最後は良い脚を使う馬なのでいつでも前の馬を交わせる位置でレースを進めました。直線では後ろの馬を警戒していたのですが、前の馬もしぶとく、最後は必死で追いました。もともと期待の大きかった馬ですし、この勝利をキッカケに大きなレースをこれからも勝てる馬だと思います」

1着 ジュールポレール(西園正都調教師)
「脚元の不安がなくなったのが一番の勝因でしょう。体重こそ以前と変わりませんが背丈が伸びました。成長を感じていました。サダムパテックの妹で期待していましたが、ようやくここで大きな仕事をしてくれました。レースでは思ったより位置が後ろでしたが、馬場のいい所を走れましたし、ジョッキーの好判断だったと思います」

2着 リスグラシュー(武豊騎手)
「良いレースはできましたが、あそこまで行ったのなら勝ちたかったです。外枠だったことが影響したと思います。それでも2着ですから立派な馬ですね」

2着 リスグラシュー(矢作芳人調教師)
「馬の状態はこれまでで一番良く、負けないだろうというぐらいの気持ちでいました。2着でしたがよく頑張ってくれました。馬に進歩、そして成長がみられますし、これからもっと良くなるでしょう。次走については馬の状態を確認して、できたら安田記念に向かいたいと思います」

3着 レッドアヴァンセ(北村友一騎手)
「具合が良くて、ゲートもしっかりと出てくれました。理想のポジションを取ることができて、直線も反応良く脚を使ってくれました」

4着 アエロリット(戸崎圭太騎手)
「形は良かったのですが、もう少しリラックスして走ってほしかったです。馬場が乾いていたら違った結果になったと思います」

5着 ミスパンテール(昆貢調教師)
「もう少し前で競馬をしたかったのですが、差のない5着ですから馬は頑張っています。課題だったパドックも大人しくて、少しずつ克服してきていると感じました」

7着 ソウルスターリング(C・ルメール騎手)
「精一杯走ってくれて、良いレースでした。ただ、直線で右にもたれてしまったので、そこが残念でした」

8着 アドマイヤリード(M・デムーロ騎手)
「良い競馬はできましたが、思っていたほど伸びませんでした。馬場を少し気にしていたかもしれません」

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