秋の大仕事へ向け、春の２冠女王は英気を養っている。１８年の桜花賞＆オークスを制したアーモンドアイ（牝３歳、美浦・国枝）が２３日、放牧先の福島県ノーザンファーム天栄で、夏休み中のリラックスした姿を見せた。

　牧場の木實谷雄太場長は「７月に入ってから坂路コースで１５-１５を始めて、現在は１Ｆ１４秒を週２、３回乗っています。オークス後に１カ月間楽をさせて、緩んだところを締めている段階です」と調教過程を説明した。

　今後は９月１０日前後に美浦へ帰厩して、秋華賞（１０月１４日・京都）へ直行。１２年のジェンティルドンナ以来、６年ぶり史上５頭目の牝馬三冠を目指す。