【セントライト記念】ジェネラーレウーノ雪辱V 秋の主役へ!

デイリースポーツ

2018年09月18日(火) 08:00

 猛追をしのいだジェネラーレウーノ(左端)。1番人気のレイエンダ(右端)は2着に終わる

 「セントライト記念・G2」(17日、中山)

 見事に巻き返した。4番人気のジェネラーレウーノが、道中2番手から直線半ばで抜け出してV。得意の中山でダービー16着から挽回し、大舞台へ向けて弾みをつけた。2着に17年ダービー馬の全弟で1番人気に支持されたレイエンダ、3着に6番人気グレイルが入り、上位3頭が菊花賞(10月21日・京都)の優先出走権を獲得した。

 得意の中山でダービー16着の雪辱を果たした。皐月賞3着馬ジェネラーレウーノ京成杯に続く重賞2勝目をマーク。大逃げを打つタニノフランケルの離れた2番手から、じわじわと差を詰めて直線半ばで先頭へ。大外を迫った1番人気レイエンダをしのいでゴールに飛び込んだ。

 田辺は「早めに追いだす形になったが、脚は残っていたし、楽にかわしてくれた」と振り返る。レース前は逃げのプランもあったが、2番手から持ち味を生かした。「ダービーは掛かってしまい、らしくない競馬だった。そこで馬の気分を損なわないように心掛け、うまくいった」と笑みを見せた。

 厩舎サイドも策を練った。折り合いを欠いたダービーの反省を生かし、今回からレース直前まで着用しているパシュファイヤーの裏に虫よけ用ネットを張り、より視界を遮るものに替えた(レース中はチークピーシーズのみ)。「これがドンピシャでしたね」と矢野英師。この工夫で集中力が増したようだ。

 今後について、師は「ここ(菊花賞)を目指しつつになると思いますが、オーナーと相談して決めたいです」とラスト1冠参戦の明言は避けたものの、次なる大舞台に向けて期待は高まるばかり。皐月賞3着→ダービー2桁着順→セントライト記念Vは15年キタサンブラックと同じ流れ。この勝利で秋の主役に躍り出る可能性は十分にある。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す