絶好調ルメールがソウルスターリングをVへ

2017年05月16日(火) 20:10 0 1

◆第78回オークス・G1(芝2400メートル、21日・東京競馬場) 牝馬クラシック2冠目の最大のポイントは、未知の距離。1番人気を背負った桜花賞で初黒星を喫したソウルスターリングは主戦のクリストフ・ルメール騎手が逆襲に意欲を見せた。 ヴィクトリアマイルを6番人気のアドマイヤリードで制した14日は東京で4勝、2着5回と一日9連対のJRAタイ記録をマーク。自身のJRA600勝も達成して勢いに乗るルメールが、オークスもソウルスターリングで制圧するか。 断然の1番人気を集めた桜花賞は3着。初めて土がついた。「直線で手前を何度も替え、ふらついて、いつもの走りではなかった。道悪は合うと思っていたけど、その影響があったのかもしれない」。週中から天気が崩れて、当日は稍重のコンディション。初めての道悪を敗因に求めた。 今週は美浦に出向き、状態次第で新馬戦(昨年7月31日、札幌)以来となる追い切りの手綱を執る予定。「藤沢先生が『チョー元気! でも、(乗るのは)クリストフだから大丈夫』と言っていた。去年、桜花賞(4着)で負けたメジャーエンブレムがNHKマイルCで巻き返してくれた。2400メートルはやってみないと分からないが、今回も頑張る」と気合を込めた。無傷3連勝で阪神JFを制し、チューリップ賞まで無敵を誇った女王のプライドを取り戻しにいく。(橋本 樹理)

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