今年は前哨戦に注目。例年ほどレベルは高くないです。

特に日経賞組は疑ってかかったほうがいいのかも。

メイショウテッコンはベストは1800m〜2200mぐらい。武豊騎手にマンマとやられた形ですね。豊ジョッキーは4角で動くと見せかけて後続を動かせ、自身の馬を追い出したのは完全に直線を向いてからでした。他馬はだまし討ちを食らった形です。そんなメイショウテッコンを勝たせてしまうぐらいのメンバーレベルです。エタリオウにしても、向こう正面で上がっていったのか、それとも気性を抑えきれなかったのか、最後に脚は残していませんでした。距離適性も合わないメイショウテッコンに負けてしまう形です。現時点では過剰人気だと思います。日経賞組は切ります。

阪神大賞典は見ごたえのあるレースでしたが、シャケトラが無念の結果に。ロードヴァンドールは完全にシャケトラにちぎられたのですが、道中に注目。ケントオーと序盤にハナ争いをしました。いったん譲らないケントオーに行かせると見せかけて、2コーナーで再度ハナを奪う展開。道中はキツいレースをしています。それでも千切られはしましたが「他馬には後塵を許さなかった」と前向きに評価するのが妥当でしょう。

またそれ以外のレースではAJCCが高評価。阪神大賞典を圧勝したシャケトラと争い、僅差で負けてしまったフィエールマン。古馬との初対戦もいいところを見せてくれました。斤量差だけ涙をのんだ形です。ディープインパクト産駒であることが不安視されていますが、母はフランス馬で日本ではなじみの薄い異端の血統(詳細は省きます)。普通のディープ産駒とは一線を画したほうがいいのかも。

あとは決めてがずば抜けていたダイヤモンドS優勝のユーキャンスマイル。キングカメハメハ産駒は不調な天皇賞ですが、お母さんはダンスインザダーク産駒で京都の直線でのスピード比べには向きそうです。ハーツクライ産駒も本レースで絶好調(ここ数年ですが)あり、全て押さえておいたほうがよさそうです。

◎フィエールマン
○ユーキャンスマイル
▲ロードヴァンドール
△カフジプリンス
△クリンチャー
×チェスナットコート

3連複2頭軸、縦目対策に馬連BOXも買います。