netkeiba

　京都競馬場で17日に開催されるマイルCS。
今年も抜きん出た存在がおらず、さらに乗り替わりも多発している為、予想に頭を
抱えるファンが多いのではなかろうか。
今回は独断と偏見でアルアイン（牡5歳、栗東・池江厩舎)を挙げてみたい。
　
　今年の春は北村友騎手とともに大阪杯（G1）を勝利した。
敢えてアルアインにムチを打たない『ノーステッキ戦法』で、気分良く走らせる事
にも成功し、皐月賞以来2勝目となるG1競走勝利をあげていた。
続く宝塚記念（G1）では4着。 北村騎手は「距離が１ハロン長いのか、馬場の内が
緩かったからか、そこは微妙です」と敗因を分析している。

　 秋は前哨戦を挟まず、天皇賞秋に直行。
だが左回りでは［0-0-0-3］と結果を残していないことに加えて、引いた枠は大外
8枠16番。戦前からコンビを組む北村騎手も大外は厳しいとぼやき節。
結局14着と大敗を喫した。

　ただ前走は惨敗に終わったものの、今回のマイルCSは昨年3着と好走、さらに
得意の右回りのレースである。 巻き返しが期待されるアルアインをアシストする
のが短期免許で来日するR.ムーア騎手だ。

　先週から来日する予定だったが、専属契約を結ぶA・オブライエン厩舎所属の
マジックワンドがマッキノンS（G1）に挑戦することが決まったので、今週に
ずれ込むことになった。
そのマジックワンドは2走前のメルボルンカップ（G1）で10着と大敗を喫した
ものの、陣営は連闘でマッキノンSに挑むことを決断。
ここでは3番手につけると最後の直線で抜け出して、2着に1馬身差をつけて勝利
し、巻き返しに成功している。

　 ムーア騎手はいいイメージで日本に来日することが出来ているし、何とアルア
インはデビュー戦で騎乗している。
このコンビを軽視すると痛い目に会うかも・・・