【フェアリーステークス血統考察】

フェアリーステークスの舞台は中山1600mです。

第1回中山開催ですが、昨年12月から今月末まで使われるので、実際は2カ月に渡る開催の終盤に差し掛かってきているということになります。

その為、パワーが要求されることはもちろんのこと、距離がマイルなのでスピードと持続力も求められます。

過去5年で最も馬券圏内に入着した血は「ヌレイエフ」です。
15頭のうち実に9頭がこの血を内包していました。
パワーとスピードを発揮するこの血が本レースに適合しているというわけです。
ヌレイエフを持つ「キングマンボ」は持続力もプラスされるので本舞台において最適な血です。

6枠11番 アヌラーダプラ
ルメール 父キングカメハメハ
戦績【2戦2勝】
父キングカメハメハは「キングマンボ+ヌレイエフ」を合わせ持つので「スピード・パワー・持続力」が備わっています。
母ポロンナルワはオークス馬シンハライトの半姉でサドラーズウェルズを持っています。
サドラーズウェルズは重厚な血なので上記の能力に、さらなるパワーを補完しています。
このように「キングマンボ+ヌレイエフ+サドラーズウェルズ」を持つのは2015年に本レースを制したノットフォーマルと同じパターンです。
血統的には最有力候補と言えるでしょう。◎