2020セントウルS〜前哨戦マイスター〜

スプリンターズSに向けての重要なステップレースとなるセントウルS。今年は例年とは違い中京コースでの一戦となる。

3歳筆頭はビアンフェ。
1200mの成績
(3.1.0.0)
1200m以外の成績
(0.1.0.2)

と、ここまでは「THEスプリンター」な成績を残している。今回も得意の1200m戦であり、態勢は整っているようにみえるが、落とし穴を探すならそのローテーション。

前走は得意の距離短縮ローテで激走。今回は激走後の同距離ローテであり、初の古馬重賞クラスの一戦。
斤量減は魅力的ではあるが、パフォーマンスを落とすことが想定される今回は試金石となる。



クリノガウディーは、同コースで行われた今年の高松宮記念をほぼ制した実力馬。
ここ3戦を振り返ると

高松宮記念は短縮ローテで激走
 ↓
次走CBC賞は距離短縮激走後の同距離ローテで凡走
 ↓
苦手の距離延長ローテで凡走

と勝因と敗因がハッキリしている。
今回は高松宮記念をほぼ制した距離短縮ローテで好走パターンの一戦となる。
ほぼG1馬の逸材が真のG1制覇に向けてスタートを切る。






たなゆーゲキアツ推奨馬
◎16ダノンスマッシュ

とはいえ「トライアル無双」の異名を持つダノンスマッシュにはどの馬も及ばない。
古馬になってからのG1前哨戦は全勝中。鞍上と同様に本番ではどうしても結果が出せていないが、そこはトライアル界のディープインパクト。

今回ローテを見ても、距離延長でパフォーマンスを落とした前走から久々の距離短縮ローテ。
思えばこの馬の快進撃が始まったのも1600m→1200mの短縮ローテ。

過去のトライアルレースよりもパフォーマンス向上が想定される今回、凡走するのは考えられない。