平均ペース以上で、上がりを重要視。桜花賞の傾向を考えます。

桜花賞は年ごとにペースに大きな差があり、それによって求められる適性も変わってきます。
よって、ペースの予想をした上で、リンクしそうな年の傾向を探ることにします。
このコラムも、これからそういう形をとることが多くなるかもしれません。

逃げ、番手候補
マイネエポナ
アラフネ

先行候補
エイシンキンチェム
アイムユアーズ
ヴィルシーナ
ファインチョイス

少し厳しく候補を考えました。
逃げが2頭(エイシンキンチェムも加わる?)いることから、スローにはならず、平均ペースだと想定します。

2011 12.1 - 11.0 - 11.5 - 12.1 - 11.8 - 11.3 - 12.0 - 12.1
2009 12.4 - 10.8 - 11.7 - 12.0 - 12.2 - 11.7 - 11.6 - 11.6
前4Fが46秒台後半のこの2レースが参考に出来そうです。

注目したいのが、過去のレースで上がり3位以上をキープしている馬が好走している点。

※カッコ内は、(それまでに上がり3位以上で走った回数/それまでのレース数)。

2011
1着マルセリーナ(3/3)
2着ホエールキャプチャ(6/6)
3着トレンドハンター(4/4)

2009
1着ブエナビスタ(4/4)
2着レッドディザイア(2/2)
3着ジェルミナル(5/6)

このように、臨戦過程で上がり3位以上をキープし続けていることが桜花賞のキーになりそうです。
上がり3位以上をキープしているということは、キレと底力のバランスが優れていて、牝馬重賞で活躍するために必要な資質だと思います。

今年の該当馬は、
サンシャイン
パララサルー
ジェンティルドンナ
ヴィルシーナ
の4頭。

この中で、レベルの高いレースの好走が光るのは、
パララサルー
ジェンティルドンナ
の2頭。

この2頭を中心に、予想したいと思います。