回顧に続いて、今週も勝負指定鞍の事前考察を開始。
今週の勝負指定鞍は…日経新春杯です。
改装に因る中京22への場替え故か…本来、ココに集まるべきア共杯勢やステイヤーズ勢、3勝級のオリオンなどを勝って上がって来たクチなどの長距離カテゴリーからの参戦は鳴りを潜める態となって、顔触れ的には宛ら…この時期に新設された、左回り版AJCCと言った様相。
そんな層の厚いカテゴリーに寄ったためか、例年と違って上挑勢はほぼ皆無と、ハンデ差が狭い点がミソになりそうで…更に、中京22という設定自体が、上級戦では殆ど見かけない条件だけに、一筋縄では行かないと心掛けておきたいです。
では、事前4傑。
◎ ヴェロックス
○ アドマイヤビルゴ
▲ クラージュゲリエ
△ ワセダインブルー
事前◎にはヴェロックス。
久々だった中新杯はまずまずの内容で、終わった感漂わせた小大賞での大敗ぶりを思えば、よく立ち直って来たモノという印象。
クラシックを沸かせた安定味から言っても、格上げは苦にしないかと思いますが…同時に、使い出しとはいえ、元々を思えばかなりの相手落ちだったのに複がやっとの恰好なので、過度な期待は危ういかと。
事前〇にはアドマイヤビルゴ。
クラシックは自重の恰好も、元々の評判通りとも言える道程を経ていますし、いよいよココから…という期待を持たせるだけの逸材なのは確かで、コースに昇履歴持つ点も強み。
…が、秋以降の連勝は、冷静に受け止めればどちらも貰い下…で、相手強化必至の重賞に替わって、今回配されたのが56…既に、この格に実績持つクチ相当と扱われている証なので、それをどう解釈するべきかが悩みドコロですね。
事前▲にはクラージュゲリエ。
長い休みから戻った恰好の、L2つでの内容は上目を感じるモノで…単純に、前走勝ち馬比でアチラは2キロ増で想定1人気、コチラは据え置きと捉えれば…好走必至と踏むのは常套でしょう。
事前△にはワセダインブルー。
昇級の前走だった福記で及第と、夏以降の上方は顕著と言えますから、軽ハンデ勢の発奮に期待を寄せるなら、彼が最も適任だとは思っています。