C級を制するものは、岩手競馬を制する(26)

 いよいよ今シーズンの岩手競馬が開幕しました。開幕前に、菅原勲騎手の引退が発表され、ファンにとっては少し寂しい思いもあったことと思いますが、残された騎手・・・特に私と同世代の20代を中心とした若手の一層の奮起を期待したいところです。全国的に見ると、現役だと村上忍騎手・小林俊彦騎手あたりが名前として出てくると思いますが、岩手にはまだまだ魅力的な乗り役さんがたくさんいます。私も馬券を買って応援していきたいと思います。
 さて、開幕週の水沢ですが、やはり高配当が所々で飛び出し、なかなか馬券が難しかった印象を受けました。こういった状況でも、本当は3連単などでドカンと当てられればカッコいいのですが、私はあくまで「拾ってつなぐ」馬券が身上ですので、ぜひ数字で示していければと思います。

<今回見つけた上昇C級馬>
4/7 モンセルバン(牡6 盛岡・櫻田浩三厩舎)
→昨シーズンはB1格付けも不本意な一年だったが、今年は最下級から出直し。まずはこの日の1300mの一番時計で快勝。

4/8 リンドタイショウ(牡5 水沢・瀬戸幸一厩舎)
→昨年冬頃から上昇気流に乗り始め、勢いそのままにシーズン初戦を快勝。鞍上もデビュー3年目、徐々に実力も付いてきた菅原辰徳騎手。「辰年」だけに、飛躍の1年に期待。

4/9 ショウナンカルマン(牝4 盛岡・晴山厚司厩舎)
→大外枠から、軽快な先行力で逃げ切り。番手の競馬もこなせれば、出世街道も見えてくるか。