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前回推奨した中京11レースのエイシンヒテンは2着。前走とは違いマイペースで逃げを打てたことが好走に繋がったと思いますし、重賞でも結果を出せたことは収穫でしょう。4コーナーで外に膨れそうになっていたところを見ると結果的には右回りの方がよさそうですが、秋華賞で勝負になるかと言うと疑問符が付きます。中山12レースのハニーリンは9着。勝負所で既に手応えがないような感じでした。福島や小倉のように直線に坂のない右回りがよさそうです。
今回推奨するのは中山11レースです。

【中山11レース】前走ダービー組が四頭参戦しているが、今年のダービーは直線で外を通った馬が掲示板を独占した。逆に言えば、伸びない内を通って惜敗した馬の評価を下げる必要はなく、むしろ着順以上の内容だったはずだ。これに該当するのが◎グラティアスと〇タイトルホルダーの二頭。
しかし、すんなり先手を取れた後者に対して、前者が先手を取ったのは向こう正面に入ってから。それだけロスがありながら結果タイム差なしだったことを考えれば内容的には前者の方が上ではないか。皐月賞では8枠15番という枠が仇となり、終始外を回らされ、しかも4コーナーで大きな不利を受け、全く競馬にならなかった。春のクラシック二戦はどちらも実力をフルに出し切れなかった印象だ。ダービーでも決してばてた印象はなく、初の2200ｍは問題ないだろう。厩舎コメントでも「直線はいったん先頭に立ったし、勝ちに行くレースで内容は良かった。切れるタイプではなく中山は歓迎。鞍上も２度目なので。」と言うように、直線の長い東京よりも直線が短く小回りの中山の方がこの馬には間違いなく合っている。力を発揮できればここでは順当に勝ち負けになるとみて期待したい。
馬券は馬単1着固定で2,7,8,11.12番に流しと1着に2,7,8番→2着に◎の馬券も。