2011年06月09日(木) 18:00
CBC賞はベストの距離戻るエーシンホワイティに注目しています。
デビュー前から取材を重ねていますが、昔も今も「食っちゃ寝、食っちゃ寝ばかりの生活」(米盛助手)とマイペースの厩舎生活をおくっています。「骨折放牧から戻って変わった点は首の太さですね。以前より、かなりたくましくなりました」(米盛助手)
そして、筋肉のはりは秀逸。チェックをする獣医さんがホワイティの体を触ったあとは「疲れるね」と冗談が出るほどの弾力があり、たくましく張っているとそうです。充実一途ですね。
「ここは勝って秋の王道路線へ備えたい」と松元師。3着以下に負ければ夏のクラス編成で1つ下のクラスからゆっくりステップを踏むことができます。今回ほしいのは、勝つか3着以下というところでしょうか。いずれにせよ、今回は勝負気配満々です。
来週、6月19日の芝1600m戦でデビュー予定のダローネガは順調。雰囲気もひじょうに落ち着いており、すっかりトレセンでの生活になじんだ印象です。
今週の調教ではゲートから出しましたが、スタートダッシュはまずまずでした。「ゲートを出たあとの2ハロン目のダッシュがいいんだ」と担当の北峯厩務員。初戦からいけそうな雰囲気です!
エプソムCに出走予定のキャプテンベガ。垢抜けた馬体は相変わらずですが…うーん、成績は一向にパッとしません。それでも"いつかやってくれるんじゃないか!?"と期待をかけ続けています。もうここまできたら、引退までずっとそんな気持ちでベガを見続けるんでしょうね。体調は引き続きよく、いつ走ってもおかしくないんですが…。強いていうなら、今回は強調材料があります。
マーメイドS目標のラフォルジュルネ嬢が栗東に戻ってきてから「もっぱらご機嫌」(大當助手)なのです。若い美少女が大好きとは、なんともわかりやすい。去年のこのレース3着馬と相性のいいレースですし、ぜひともオヤジパワーを発揮して! と切に祈ります。
ブエナビスタは今週の水曜日、いつもどおりウッドチップコースで単走で追いきられています。時計は74.4-58.3-43.7-14.0秒。走りに力みがなく「リラックスして走れている」と松田博師はご満悦でした。体は少しふっくらとした印象。あと2週間、どんなふうに仕上がっていくのか楽しみです。
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花岡貴子
デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)