重症回顧 京王杯2歳S

2023年11月04日 東京 11R京王杯2歳ステークス(G2)
◎:5枠 6番 ゼルトザーム
◯:6枠 8番 ミルテンベルク
△:6枠 7番 コラソンビート
△:8枠 11番 アスクワンタイム
△:8枠 12番 ジャスパーノワール

この日はモレイラ騎手が6勝、横山武騎手が4勝と平地競争11R中10Rでどちらかが勝つという偏った日になりました。その中でメインを制したのは唯一の牝馬で1番人気の横山武騎手騎乗のコラソンビート。レコード決着となるレースで、馬の能力をしっかり出し切れたことが勝因でしょう。デビュー戦敗退後戸崎騎手にスイッチし連勝。今回は戸崎騎手が米国遠征のため手が戻った格好でしたが、しっかり結果を出しました。コラソンビートも左回りばかり使っており目標は桜花賞よりもNHKマイルかもしれません。適距離でうまく成長していって欲しいものです。

 2着は最速の上りで差してきたロジリオン。展開が向いたとはいえ、この時計で最速は立派。今後も注目です。

 3着は最後の最後まで粘ったオーキッドロマンス。この馬は現時点では直線が短いコースで、先行粘りこみがピッタリに見えます。今後の成長に期待です。

 所長◎のゼルトザームは成長力を見てもパドックで太かったです。次走改めてといったところではないでしょうか。