レースラップ
11.95-10.10-10.60-11.25-11.50-11.35
ロードカナロア
12.15-10.45-10.75-11.00-11.15-11.25(5.55-5.70)
カレンチャン
12.10-10.25-10.80-11.00-11.25-11.50(5.70-5.80)
ドリームバレンチノ
12.40-10.30-10.60-11.15-11.25-11.30(5.60-5.70)
エピセアローム
12.25-10.40-10.75-11.10-11.35-11.25(5.60-5.65)
ラッキーナイン
12.70-10.15-10.70-11.10-11.30-11.15(5.50-5.65)
上位2頭のレースぶりは見事なものでした。
前を射程圏内に入れつつ3fから捕らえに行き、さらに後続を寄せ付けませんでした。
特にロードカナロアは最後まで衰えない末脚で女王を力で捩じ伏せた内容は素晴らしいの一言です。
王者のレースというものを見せてくれたと思います。
ローズSといい、岩田騎手は強い馬でしっかり地力勝負をしてくれる点が実に好感が持てます。
多くの日本人騎手に欠けている点であり、外国人騎手との大きな差となっている点でもあります。是非見習って欲しいものです。
カレンチャンは2f目でダッシュを効かせたのが響いた感じ。
結果論で言えば、勝ち馬のように凹凸小さく入れればもっときわどい勝負になっていたと思います。
ドリームバレンチノは勝ち馬と似たような位置取りでしたが、インをつき仕掛けを遅らせ、出し抜けを狙いました。
能力が及ばないながらもなんとか勝とうという松山騎手の意思が感じられます。これも見事な騎乗だったと思います。
エピセアロームは想像以上の末脚を見せてくれました。
ただ、斤量差がありながらきっちり捩じ伏せられた形になったので、しっかり成長を見せなければ来年は厳しい戦いになると思います。
ラッキーナインはもったいない競馬となりました。
出遅れたところまではまだ良いにしても、焦って一気にラップをガツンをあげた挙句、
結局まともなポジションも取れずまともに追えたのはラスト300に入ってから。
ゲートを出るタイミングだけでも0.2~3秒ほど遅れていますし、ギクシャクしたレース振りでしたからさらに時計は詰められたでしょう。
出遅れがなければ一騎打ちに割って入った可能性が非常に高いです。
今回、及び昨年の香港スプリントの結果から、上位2頭は十分に香港で勝負出来る実力を持っていると思います。
同等のパフォーマンスが向こうで出来れば勝ち負け出来るはずです。是非2頭で挑戦して欲しいものです。