京都10R 醍醐ステークス 芝1200m (右 B) / 天候:晴 / 馬場:稍

【スタート】
出遅れた馬はおらず、全馬予定通りのポジション争い。
大きく逃げたのは 9ウォータールグラン(田口) 予定通りの展開だろう。
1アドヴァイス(Mデムーロ) 7アドマイヤラヴィ(岩田望) 5タガノシャーンス(川須) 4サトノグレイト(鮫島駿)
が先行集団 。
中団集団に8クファシル(北村) 2サウンドブライアン(西村) 3ショウナンマッハ(幸) 6ナリタローゼ(角田和)
ここまでは想定通りの騎乗だろう。
驚きは一番人気の10ピンクマクフィー(松山)が最後方の競馬となった。
本来なら5-6番手、もしくは先行前目にいた馬である。
しかしスタートで出遅れたわけではないので、差しを予め予定してたと思っていいだろう。

【道中】
以前9ウォータールグラン(田口)が大きく逃げるものの先行集団と距離が縮まる。
他は大きく変わらないが、第4コーナーで10ピンクマクフィー(松山)がマクり7番手まで押し上げる

【最終直線】
9ウォータールグラン(田口)が逃げるが、直線半分程で、
先行集団 5タガノシャーンス(川須)と中団から8クファシル(北村)が差し脚を伸ばしてくる。
両2頭は、追い比べながら外に外に進路を確保。

その後ろから6ナリタローゼ(角田和)、さらに後ろから10ピンクマクフィー(松山)が差してくるが、
仕方なく芝の中腹当たりを走らされる。

そのまま5タガノシャーンス(川須)と8クファシル(北村)の追い比べとなり、
最後8クファシル(北村)が追い比べ差し切りで一着。
クビ差の2着、5タガノシャーンス(川須)も先行から、いい競馬をして能力を示したレース。

3着争いは、6ナリタローゼ(角田和)と10ピンクマクフィー(松山)が追い比べる形となったが、
外に進路を取ろうとした10ピンクマクフィー(松山)を6ナリタローゼ(角田和)をブロックした形が見受けられた。
これにより10ピンクマクフィー(松山)はさらに内を走らされ、クビ差の4着。
6ナリタローゼ(角田和)は上位2頭から3馬身も離されたが、3着と大健闘。

その後は、1アドヴァイス(Mデムーロ)が5着だが、3馬身以上離されていることを考えると、
能力上位は上位4頭だろう。

8クファシルと5タガノシャーンスは能力を示せたレース。