重賞制覇 アルゼンチン共和杯

東京11Rアルゼンチン共和国杯(G2)
◎:8枠 16番 ショウナンバシット
◯:7枠 14番 セレシオン
△:1枠 2番 メイショウブレゲ
△:2枠 4番 クロミナンス
△:7枠 13番 サヴォーナ

長距離戦とは思えないスタートからの先行争いで、先行馬の力が抜けていない限り差し決着が見えたレースとなりました。最後の直線の入り口で先行馬の手が動く状況で、ここからは馬場の選択が明暗を分けました。直線の坂を上り切ったところで末脚が鈍る中、外を選択した3頭の優勝争いとなり、大外を通ったハヤヤッコの勢いが勝りクビ差で優勝。重馬場専用馬に見られていましたが8歳馬ながらしっかり結果を出してくれました。トップハンデでの優勝もお見事の一言。大輪を咲かせる可能性も出てきました。

 2着はあと一歩で重賞制覇が叶わなかったクロミナンスですが、末脚は健在。今後も前崩れの展開ではいつでも出番がありそうです。

 3着のタイセイフェリークは軽量の4歳牝馬。4歳が強いレースで牡馬が不調な中で気を吐きました。

 所長◎のショウナンバシットは地力勝負で勝ち切るには少し力不足だったようです。今後の成長に期待です。