前回推奨した東京11Rのドウデュースは1着。1000m通過62秒2というスローペースでしたが、馬群が固まっていたことでこの馬には理想の形だったと言えるでしょう。残り400で早め先頭から捻じ伏せたレースぶりは圧巻でした。ラストランの有馬記念も視界は良好だと思います。
今回推奨するのは中山11Rと京都11Rです。
【中山11R:自信度A】3走前の阪神大賞典は格上挑戦ながら5着に健闘した◉ゴールデンスナップ。ゴールドシップ産駒らしくスタミナが豊富で、持ち味が生かせるのは持久戦に他ならない。終始外々を回る形になった2走前のタイランドC(2600m、OP)ではタイム差なしの2着に健闘。持久戦ならOPでも通用する下地は示している。自己条件の前走(3000m)は2000m通過が2分9秒8という超スローペースで、苦手な瞬発力勝負の形になったことが敗因。今回の3600mは持久戦が見込める理想の舞台。以前から感じていた素質の高さをここでも買う。
馬券は単勝と馬連で2,4,6,11番に流す(◉14番、〇4番、▲6番、△は2→11番の順)
【京都11R:自信度B+】近2走は斤量58.5キロが多分に響いた印象が強い◎ディープモンスター。これまでの成績を見ると斤量が57キロ以下&平坦コースでは安定した成績を残しており、今回はこのベスト条件に合致する。同舞台の3走前(鳴尾記念)は約半年の休み明けで、急仕上げのなか勝ち馬から0秒3差の5着。高い舞台適性に加え、今回は間隔を詰めた初の中1週という臨戦過程。休み明けで力みが見られた前走よりは折り合いにも進展が見られるはずで、条件は全て好転。初の重賞制覇に期待したい。
馬券は単勝とワイドで3,4,9番に流す(◎1番、〇9番、▲3番、△4番の順)