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中山11R京成杯(G3)
◎：8枠 14番　パーティハーン
◯：5枠 8番　ゲルチュタール
△：2枠 2番　ニシノエージェント
△：5枠 7番　コスモストーム
△：6枠 9番　キングノジョー

今の中山の馬場は断然先行馬有利。多少飛ばしても、時計が早くても、先行馬が残ることが多い特殊馬場。騎手もこれが頭にないはずもなく、このレースも強引な先行争いがスタート直後から展開。そのせいか外枠の所長◎のパーティハーンは序盤から逃げ戦法をあきらめ前の人気馬を見る展開になりました。直線に向くとキングノジョーは早々と先頭に立って人気に応えるかと思いましたが、そこに好位から進出を開始した馬たちが坂上から良い伸びを見せ、中でも優勝インタビューで「全てがうまく行った」と津村騎手が話していたニシノエージェントがクビ差出たところがゴールで優勝。コース経験と適性がモノを言った感じでした。

　２着は３角捲りで勝負に出たドラゴンブースト。内のキングノジョーを交わして勝ったと思ったところに外から来られたのは、今日は運がなかったところですが、最後まで伸びていた脚は覚えておくべきです。

　３着ミニトランザットは田辺騎手の中山マイスターぶりが見られた騎乗でした。

所長◎のパーティハーンは展開が違いすぎましたが、それでも掲示板を確保。今後の成長に期待です。