中京11R愛知杯(G3)
◎:6枠 11番 クランフォード
◯:5枠 9番 カピリナ
△:3枠 5番 コラソンビート
△:8枠 17番 スウィープフィート
△:7枠 15番 オードリーバローズ

ハイペースで逃げて持ち味を発揮するテイエムエスパーダに付き合ってしまった先行馬は軒並み直線に向くと脚を無くす中、前を捌いてインからシングザットソングとカピリナが抜け出し馬場の真ん中からグランテストが伸びて、この3頭で決まるかに見えたところを大外一気に伸びたワイドラトゥールが1頭だけ違う末脚で差し切り優勝。中京の馬場は芝でも砂埃が出るくらい内側が悪くなってきており、優勝したワイドラトゥールは北村騎手がロスを承知で芝が掘れていない馬場を選んでしっかり伸びてきました。馬の力と騎手の判断が明暗を分けたレースでした。

2着のシングザットソングは1頭分馬場が良い内埒沿いでしっかり脚を使い最後は差し返しての2着。限定戦ならいつでも上位争いをできる力を見せてくれました。

3着のカピリナは内を選択したのが今回は運の尽き。外に出していればというとこだったのでは。

所長◎のクランフォードはまだ重賞では荷が重い印象。適距離でこの結果ですからまだ4歳でもあり自力強化して来年は巻き返して欲しいところです。