重賞回顧 福島牝馬S

福島 11R 15時20分 福島牝馬ステークス(G3)
◎:2枠 3番 ジューンオレンジ
◯:1枠 2番 ライラック
△:5枠 9番 セキトバイースト
△:6枠 11番 シンリョクカ
△:6枠 12番 ホーエリート

ここのところ内枠が優位の馬場になっていた通りの結果にここもなりました。騎手も考えが同様でスタート後に埒沿いのポジションを取るべく殺到。1コーナーのところではかなり込み合った状態になり、ここが明暗を分けた一つのポイント。3角辺りから飛ばした先行馬が徐々に脚色が怪しくなる中で内でジックリ貯めていたアドマイヤマツリが直線に向くと満を持してスパート。早めに動いた分前の馬が厳しくなる中、早めに動いた馬の追い比べになりました。最後はお釣りがあったアドマイヤマツリがゴールまで伸び切って優勝。父キタサンブラックの成長力をしっかり見せてくれました。今後も楽しみな馬に成長した感があります。

2着のフェアエールングもコースを熟知した丸山騎手の絶妙な仕掛けに応えました。3戦連続で重賞出連対、限定戦なら馬券には必ず入れなければならない馬です。

3着のフィールシンパシーは今年も雪辱ならずの3着。最初の1コーナーの不利が響きいつもより少し後ろの位置取りが命取りになりました。

所長◎のジューンオレンジもスムーズさを欠いたレースでしたが、この展開であの位置では万事休す。状態は良かっただけに残念でした。