金鯱賞が秋の出世レースに!?

12年間この時期に行われていた中日新聞杯が3月に移行し、代わりに宝塚記念の前哨戦的な位置づけにあった金鯱賞がこの時期に移行してきた。
中日新聞杯で印象居残るのはトゥザグローリー 、ここをステップに有馬記念14番人気で3着に好走している、その前年にはアーネストリーが勝ち、その後宝塚記念、秋の天皇賞を3着し翌年の宝塚記念は優勝している。
彼ら2頭の共通点はこのレースに勝つまでにきれいな成績を残していた、具体的には両馬とも掲示板を2回しか外したことがなかった。

この法則はアルゼンチン共和国杯の連対馬でその後G1勝ちを収めた馬達と全く同じである、その内容はアルゼンチン共和国杯の時に書いたので省略するがアーネストリーやスクリーンヒーロー、トーセンジョーダン等々の馬達はアルゼンチン共和国杯で連対するまで掲示板を2回しか外したことがなかった。

私はそれと全く同じ状況がこの時期に移行してきた金鯱賞でも再現するのではないかと思っている。

今年の登録馬で掲示板を2回しか外したことがない馬は、
アドマイヤラクティ
エアソミュール
オーシャンブルー
サトノギャラント
ダイワマッジョーレ
ダノンバラードがいる。

金鯱賞は今年から移行されたので仮説の段階だが、彼らがこのレースに勝てば、今後のG1レースで馬券に絡む可能性が高いと考えている。

特に有馬記念は人気上位馬や実績上位馬が既に天皇賞、JCと激戦を戦った後で本来の力を発揮出来ない可能性が高いレースで昔から荒れることが多い、「もし彼らの中から金鯱賞を勝ち有馬に駒を進めてきた場合は人気薄の可能性が高いぞ」と金鯱賞の結果が出る前からイレこんでいる始末。

更にアルゼンチン共和国杯で綺麗な成績のまま連対したルルーシュとムスカテールも有馬に出走してくれば、よりいっそうテンションが上がってしまいそうだ。