重賞回顧 京王杯2歳S

東京11R京王杯2歳ステークス(G2)
◎:1枠 2番 シャオママル
◯:5枠 10番 ダイヤモンドノット
△:1枠 1番 ネネキリマル
△:4枠 7番 ユウファラオ
△:8枠 16番 レッドスティンガー



ここはダイヤモンドノットの強さだけが光ったレースでした。スタートを決めると番手につけて馬をジッと宥めて直線勝負に賭けるというレースプラン以上に、馬自体がレースを楽しむかのように、自分からスイスイ走っているように見えました。直線では持ったきりで周りの手ごたえを確認する余裕で、最後は2着以下に3馬身以上をつける圧勝。レース後福永調教師が「思っていたより強いかも」というのもうなずけます。次走は何処を選択するかが楽しみです。

その代わり2着以下は大接戦。1頭強い馬がいるとこのような形になるのはよくあること。得てして気楽に走れる人気薄が台頭しますが、このレースも2,3,4着がタイム差なしの決着で、馬体増ながらパドックで良く見えたフクチャンショウが2着、末脚に賭けたトワニが3着、そして所長◎のシャオママルが4着となりました。フクチャンショウは早々マイル路線を公言。次走も馬体増で出走なら面白いと思います。