リクの今日も勝ち逃げ!

前回推奨した京都11Rのエルトンバローズは5着。好スタートから2番手を取る完璧な競馬で、直線では早めに逃げ馬を捕まえに行きましたが、最後は他馬の切れ味に屈しました。馬券圏内には惜しくも入れなかったものの、西村淳Jはこの馬の力を余すことなく発揮してくれたと思いますし、かなり光が見えるレース内容でした。能力自体は相当高い馬だと思うので、今後も当然期待したいところです。
今回推奨するのは東京12R(ジャパンカップ)です。

【東京12R:自信度S】パンサラッサやタイトルホルダーといったハイペースを刻んで逃げる馬が引退して以降、中長距離戦のG1はスローペースからの瞬発力勝負がほとんど。今回のジャパンカップも逃げ馬はサンライズアースとホウオウビスケッツのみで、ここも例に漏れず究極の瞬発力勝負になりそうだ。その観点から見れば、◉ダノンデサイルの戦歴は頭一つ抜けている。昨年の日本ダービーは1000m通過62秒2の遅い流れを好位から運ぶと、直線では上がり3F33秒5の脚で最内から抜け出し2着馬に2馬身差をつけて快勝。非凡な瞬発力と能力の高さを印象付けた。今年のドバイシーマクラシックも1000m通過推定64秒台の超スローペースのなか、中団から上がり3F32秒4の脚を使ってカランダガンを完全に完封。この2戦からも左回り2400mで瞬発力勝負になれば現役最強レベルであることに疑いの余地はない。ラビットの大逃げに惑わされて5着に敗れた前走は参考外。調教の動きを見ても海外遠征明けの影響は感じられず、順調そのもの。昨年の日本ダービー馬が再びこの舞台を先頭で駆け抜ける。
馬券は単勝を厚めに買い、負ける可能性があれば2,8番と考え、1着2,8番→2着◉の馬単も少々抑える(◉14番、○8番、▲2番の順)