2012年07月05日(木) 18:00
今週はまず入厩まもない2歳馬のご紹介から。
宮徹厩舎のヴードゥーフェストは6月27日に栗東トレセンへ入厩しました。父はBigBrown、母はヴードゥーレディ。母の父にはディンヒルの血が入っています。入厩直後、少々の傷がみられたそうで「大事をとって」(宮師)入厩からしばらくは緩めの調整。7月4日にようやく坂路で15-15に近い時計を出すに至りました。
「そろそろゲート練習をはじめて、まずはゲート合格まで駒を進めたい。馬体重が530キロ台の大型馬なので、じっくり乗り込んでデビューさせたい」(宮師)とのこと。
ヴードゥーフェストは530キロの大型馬
カナディアンリーフ、母はローズS2着
同日、梅田智之厩舎にはカナディアンリーフが入厩しました。こちらは父がハーツクライ、母がメイプルシロップ、母の父がヘクタープロテクターという血統。こちらもゲート試験合格を目指して調整中です。
「556キロの大型馬で、骨量があって全体的にゆったりとしたつくりをしています。大人しい馬なのでゲート練習もスムーズにいくと思ったのですが…」(梅田智師)
なんと! 馬体が大きすぎて、ゲートの中に体がいっぱいになってしまうとのこと。シェイプアップが必要なのでしょうか!?
「いえ、中にはそういう馬もいるので必要以上に体を絞らなくても大丈夫です。ただ、小柄な馬よりゲートを窮屈に感じる分、慣れさせる必要はありますね。」(梅田智師)
幸い、ゲートの中に入るのを嫌がったり、中で暴れたりということなく落ち着いているとのこと。ピッチピチのゲートの中に居るのはあまり気持ちのいいものではないでしょう。でもとにかく、ゲートだけは合格しないと先に進めません。無事の合格を願います。
ファリダット、天気が心配
もちろん、乗り切ってほしい気持ちで見てはいますが、少々心配デス。
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花岡貴子
デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)