2012年07月09日(月) 18:00
直前に行われた中京の「プロキオンS」は、伏兵6歳牝馬のトシキャンディ(父バブルガムフェロー)が逃げ切って波乱。人気馬は大きく崩れたわけではないが、難しい結果になった最大の要因は、新中京のダートは全16頭が初めて。というより、馬場改修期間が長かったから、旧中京のダートを経験している馬もたった3頭しかいなかった。これはジョッキーにも当てはまることで、新しいコースに「新設」されたダート1400m(芝からのスタート)に、うまく対応できたとはいえない位置取りになった馬が多かった気がする。トリッキーなコースではないから、中京のダート1400mに対するイメージができあがるまでの過程の難しさだろう。・・・
続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。
登録済みの方はこちらからログイン
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
柏木集保「重賞レース回顧」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。