1着グランプリボス
12.5-10.9-11.5-11.6-11.5-11.6-11.3-11.7(5.75-5.95)
参考:2012年MCS時
13.0-11.0-11.7-11.9-11.3-11.5-11.2-11.3(5.55-5.75)

2着サンレイレーザー
12.6-11.0-11.5-11.6-11.5-11.6-11.2-11.7(5.70-6.00)

3着ダノンシャーク
12.5-10.9-11.3-11.6-11.5-11.8-11.5-11.6(5.70-5.90)

4着カレンブラックヒル
12.3-10.9-11.3-11.6-11.6-11.8-11.5-11.7(5.75-5.95)

14着シルポート
12.2-10.8-11.2-11.7-11.5-11.9-11.8-12.3(6.00-6.30)

シルポートの終盤ラップは超適当ですが。


グランプリボスは馬の実力と展開が見事に噛み合った勝利。流れに見事にのってきた浜中騎手の騎乗が光りました。
MCSでは緩い流れから坂の件で加速するという競馬で結果を出しており、様々な競馬に対応できるのは能力の証明でしょう。
サンレイレーザーはテンで無理せず、スムーズに追走し切れ味を発揮するという理想的な流れでしたが最後はねじふせられてしまいました。
本質的には前受けして瞬発力で突き放し、惰性で押し切るタイプでしょうか。東京1600を差し切る力強い末脚は内容に見えました。
ダノンシャークはカレンをマークしてきっちり差し切りましたが前に2頭いた、という感じ。
カレンブラックヒルはテンが厳しかったですね。
カレンに関してはあのハイペースだったNTZですらハロン10秒台には入れてませんし、唯一11秒を切ったのは下り坂だった毎日王冠のみ。
初体験のスピードゾーンですから反応が悪く感じるのも当然、そこでさらに追っ付けて前半は余計な脚を使っていますね。これは先行勢全体に言えることですが。
カレンを除いて残ったのがスプリンターのマジンプロスパーだったのは偶然ではないでしょう。
(ダノンシャークもカレンをマークするため脚を使っていますね。仕掛けが遅れていなければバタッといった可能性も)
それでもシルポートと違い直線キッチリ反応して後ろを突き放す動きを見せたのは好印象。
2、3着馬とは2kg差、ボスとは1kg差がありましたから十分の内容と言えるでしょう。