2012年07月17日(火) 18:00
先週から一気に蒸し暑さが増してきた栗東。先週末の中京競馬場も相当蒸し暑かったようですが、ここで気になるのが人と馬の「バテ」。パドックで周回している時間は通常20〜30分くらいですが、実際には「装鞍所集合時間、検量開始時間」というのが人と馬が動き出す時間です。それがレース発走の70分前。つまりパドックへ出る40分ほど前から人も馬も曳き運動をしています。
7月16日は祝日ということもあり、多くの方が熱中症で病院へ運ばれたというニュースがありました。より一層、暑さが厳しくなりそうな今後に向けて「パドック周回中に熱中症で倒れる」などという事故を未然に防ぐため、装鞍から発走までの時間短縮やミストの設置場所を増やすなど、JRAはなんらかの夏場用の処置を考えるべきだと思います。
今週末の重賞は新潟でアイビスSD、中京で中京記念が行われます。どちらのレースもなかなか馬券的に魅力あるメンバー構成になりそうですから、かなり楽しみにしています。特に中京記念では・・・
続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。
登録済みの方はこちらからログイン
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
井内利彰「調教Gメン研究所」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ