ヘヴンリーロマンスの米国産馬アウォーディー

2012年07月18日(水) 12:00 5

●アイリーンバローズ(牝 栗東・武田博 父マンハッタンカフェ、母リトルアロー)
 全兄アントニオバローズはシンザン記念(GIII)を勝ち、日本ダービー(GI)では3着となった。不良馬場を激走した影響なのか、その後の成績は振るわなかったが、騎乗した角田騎手(現調教師)が能力を高く評価していた。本馬はその全妹。「マンハッタンカフェ×Kingmambo」という組み合わせは、ダイワバーバリアン(10年NHKマイルC-GI・2着、09年朝日杯FS-GI・3着)と同じ。Kingmamboはキングカメハメハやエルコンドルパサーの父で、底力があるため、ハマればG1級の能力を発揮する。兄同様の活躍を期待したい。

●アウォーディー(牡 栗東・松永幹夫 父Jungle Pocket、母Heavenly Romance)
 母ヘヴンリーロマンスは牝馬ながら天皇賞・秋(GI)を制したほか、札幌記念(GII)、阪神牝馬S(GII)を勝った名牝。日本で3頭の子を産み、その後渡米して繁殖生活を送っている。本馬は・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

新着コラム

コラムを探す