2012年07月25日(水) 12:00
●アルマシャウラ(牝 美浦・鹿戸雄一 父アドマイヤムーン、母ティリオブストラッフォード) メイショウエイシ(準OP)、タマモコンチェルト(1000万下)、ベルシャルル(ラベンダー賞-OP・2着)の半妹。母ティリオブストラッフォードは母の父として定評があるDeputy Ministerの娘なので、コンスタントに良駒を送り出している。本馬の父はアドマイヤムーン。母方にDevil's Bagを持つ同産駒にはファインチョイス(11年函館2歳S-GIII)、アットウィル(12年函館2歳S-GIII・5着)の姉弟がいる。いかにも仕上がりの早いスピードタイプで、新馬戦から能力を発揮できる。ティリオブストラッフォードの子は総じて決め手に欠けるので、このあたりの能力を父アドマイヤムーンから補うことができれば楽しめそうだ。
●エーシンコウリュウ(牡 栗東・川村禎彦 父ダイワメジャー、母エーシンロンシャン) 母エーシンロンシャンは不出走。2代母La Lupeの半弟にはブレーブテンダー(97年アーリントンC-GIII、97年NHKマイルC-GI・2着)がいる。父ダイワメジャーはDroneを抱えた繁殖牝馬と相性がよく、この組み合わせから・・・
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栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG