2012年08月14日(火) 18:00 22
2回中京開催では、浜中騎手と最終日までリーディング争いを繰り広げるなど、大活躍を見せてくれた小牧騎手。初日の落馬や「しんどかった…」と振り返る1日11鞍騎乗など、改めて濃密な8日間を振り返ります。
■1日11鞍騎乗は…もう勘弁して(笑)
──2回中京開催は、最終週まで開催リーディングを争う形になりました。やはり意識されましたか?
小牧 いや、全然してなかった。欲を出さんようにしよう…と思いながら乗ってましたわ。いい馬にけっこう乗せてもらってたんでね。とにかく、その馬たちをうまいこと上位に持ってくることしか考えてなかったですね。
中京開催では3週連続1日11鞍騎乗も
小牧 うん、疲れた(笑)。もう勘弁してってくらい(笑)。3週目やったかな、すごく蒸してた日があって。自分で“乗ったらアカンちゃうかな”と思うほど、しんどかったわ。
──一連の騎乗数を見ていて、これは開催リーディングを狙いにいっているのでは…と深読みしたりもしたのですが。
小牧 いや、もうね、エージェントの人に「多くても10頭くらいに…」って、いつ言おうかいつ言おうかと思ってたんやけど・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。