2012年08月15日(水) 18:00
すっかり恒例となった秋の種牡馬辞典制作の作業が始まった。そこでしばらく、種牡馬の解説をしていきたいと思う。今回はゼンノロブロイ産駒にスポットを当ててみたい。
ゼンノロブロイは現役時代安定した量と体力を誇り、海外を含め20戦して、馬券圏外だったのはわずか3回。5着以下に敗れたのは引退レースの有馬記念だけという、予想する気力が萎えるような、堅実無比な成績を残した。その自慢の体力と量は産駒にも継承されている。
しかし、そのぶんロブロイ自身もそうだったように産駒にも淡泊さがあり、また父の現役時代ほど圧倒的なパワーは産駒に伝わっていないので、相対的により淡泊さが目立つケースが多いのが特徴になっている。
それでは具体的に好凡走パターンを見ていこう・・・
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今井雅宏
ストレス、ショック療法など、競走馬の心身構造を馬券にする「Mの法則」を発見し、従来の競馬常識を完全に覆した。現在は、競馬雑誌等で活躍中のほか、馬券研究会「Mの会」を主催し、毎週予想情報の提供を行なっている。主な著書に「短縮ショッカー」、「ウマゲノム版種牡馬辞典」、「ポケット版 大穴血統辞典」などがある。