2012年08月28日(火) 12:00
古馬重賞で年齢別成績を取ると「若い馬ほど強い」という結論になることが多い。基本的に馬は強いほど格上のレースに行くか早くにタイトルをものにして引退するので、特にG3レベルだと将来性のある若い世代が、G3常連でひとつでも上の着順を目指している高齢馬を上回ることが多くなる。
問題は回収率である。勝率や連対率で上回っても、人気上位の馬ばかりが馬券に絡んでいるのでは回収率がついてこない。しかし、新潟記念については配当の面でも魅力がある。以下は、過去10年の年齢別成績だ・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。